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弊社は、本年3月29日の株主変更に伴う社名変更および6月1日のアースパワープロダクツ(株)の吸収合併を受け、新会社としての出発を祝し、7月26日に発足式を執り行いました。

国内外の取引先など計75社・約120名にご出席いただき、お客さまとの、そしてお客さま同士の深い交流を築くことができました。

 

開式にあたっては、代表取締役社長 廣邊徹也のご挨拶に始まり、取締役渉外本部長 松原光作が現在の事業状況や今後の展望を、取締役・開発生産本部長 上野山和之が新技術などの開発状況をご説明いたしました。

また、会の途中では組織管理者約30人を一人ずつご紹介し、弊社の組織体制をお示ししました。

 

資材費高騰や脱炭素の動きによる電動化や代替燃料へのシフトなど、内燃機関メーカーにとっては非常に厳しい状況にあるものの、国内の数少ないエンジン専業メーカーとして、引き続きガソリンを中心としたエンジンを作り続けること、更にはカーボンニュートラル社会に向けて水素やバイオエタノールなどの代替燃料の製品開発や、燃料電池や電動ユニットの開発も進めており、お客さまの要望に沿った形でのパワーユニットや新製品を提案するなど、次の10年、20年を目指してお客さまとともに発展を続ける製品開発を進めてまいります。

 

国内がメイン市場であった弊社ですが、ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社からの事業譲受に伴い海外販路も継承し、製品的なシナジーに加えて販売チャネルのシナジーも期待できることから、今後は国外の売上比率を50％に引き上げることを目標とします。

 

また、農業機械や産業機械などに搭載する汎用エンジンを主体とする「MEiKi POWER」と、発電機や除雪機などの完成品を手がける「Earth POWER」の2つの製品ブランドを市場に浸透させる必要性を強く認識し、昨年12月に立ち上げたブランド戦略プロジェクトを中心に、全社一丸となってインナーブランディングの確立と、アウターブランディングの検討・実施を推進しています。

 

成長に向けた推進体制が整ったことに加え、2つのブランドの相乗効果で、今後さらなる事業拡大に向けて挑戦してまいりますので、今後の弊社に是非ご期待ください。

 

 

※ブランディング戦略の一環として、従来のイメージからの脱却を表すオープニング映像を制作しましたので、是非ご覧ください。